買って後悔…コーヒーメーカーは今の自分に必要なかった。
約2ヶ月前に
ネットでコーヒーメーカーを買いました。
今までコーヒーには
あまりこだわりがなかった自分ですが、
最近始めたパート先で
たまにいただくコーヒーがすごく美味しくて
家でも美味しいコーヒーが飲みたいなぁ。。
と思ったのが購入に至ったきっかけです。
そういう楽しみをみつけた時は
もうワクワクしかありません。
届いたら、とにかく嬉しくて
毎日コーヒーメーカーを使っていました。
ぽた…ぽた…と滴が落ちる度に
コーヒーの香りが部屋中に漂って、
「あぁ、いいかおり~。」
ちょっぴりセレブ気分。
「はぁ、やっぱり美味しいなぁ。」
「ねぇ、美味しいよねぇ!?」
なんて、
夫に無理やり同意を求めていたものです。
もうインスタントには戻れないな…。
まるで“通(ツウ)”かのように
コーヒーを楽しんでいました。
でも最近は、、、
全く使っていません。
今の自分には
ちょっと合わなかったようです。
時間と手間がかかる
コーヒーメーカーで
コーヒーを淹れる行程は…
①コーヒーフィルターをセットする。
②コーヒーの粉を計って入れる。
③水を入れる。
④スイッチを押す。
⑤ポットで湯を沸かして、
コーヒーカップを温めておく。
それほど大変な作業ではありません。
むしろ慣れたら簡単で楽しいです。
でもそれは、
余裕があればの話…
子育てに追われている今は
とにかく時短重視。
できれば、
ほんの少しの手間も省きたい!
多分そんな時期?なのです。
冷蔵庫からコーヒーの粉を出して
計量スプーンで粉を入れている時点で、
「はぁ、めんどくさー。」
コーヒーが全部入るまで時間がかかって
「はぁ、おそいなー。」
最後は洗い物が増えて、また
「はぁ、めんどくさー。」
一度こういう気持ちになってしまうと
どんどんテンション下がっちゃって、
使う頻度は極端に少なくなりました。
焦燥感が邪魔をする
コーヒーメーカーを買う時の気分は…
ゆっくりとコーヒーを淹れて、
まったりとした雰囲気のなかで
ほっと一息したいなぁ…
そんな憧れを思い浮かべていました。
でも実際は…
子供がわちゃわちゃしてるなか
コーヒーメーカーを使う気力はなく、
とにかく早くコーヒーを飲んで
気分を落ち着かせたい。
子供が昼寝をした時こそ
コーヒーメーカーを使うチャンスなのに、
一分でも長く自分時間を作りたい。
もともと
そこまでコーヒーにこだわりがないので
“楽さ”を最優先してしまいます。
とにかく
気持ちにゆとりがない…
子供に急き立てられる環境では
なかなか楽しく使いこなせません。
結局、もとに戻る
夫も私もブラックコーヒー派。
コーヒーは好きで
ずっとインスタントコーヒーを
飲んでいました。
でも、
実家でドリップコーヒーの美味しさを知って、
個包装のドリップコーヒーを
愛用するようになりました。
そして、もっと美味しいコーヒーを!と
コーヒーメーカーを購入しましたが、
やっぱり手間がかかるのが
自分にとったら大きな負担となり、
結局はまた
ドリップコーヒーに戻りました。
夫はそれすら面倒なようで、
インスタントコーヒーを飲んでいます。
コーヒーは、
こだわればこだわるほど
美味しいのかもしれません。
でも結局は、
今の自分にちょうどよいコーヒーが
一番なんだと思います。
コーヒーメーカーの行方
狭いキッチンなので
ひとつ家電が増えると圧迫感があります。
コーヒーメーカーが来たときは
「どうぞどうぞ。」と
ひいき目に見て場所を空けましたが、
使わなくなってくると
「んー、邪魔になるなぁ。」って。ごめん!!
ここ二週間使っていないので
もうしばらく使いそうにありません。
すぐ売るなり譲るなりできれば
嬉しいところですが、
ユーズド品で使用感満載だし
もらってくれる知り合いもいません。
だからといって
捨てるのはもったいない…
でも、よく考えると
そのうちまた余裕ができれば
また使いたい時が来るのかなぁ。
断捨離に反する考えがよぎってしまったので、
一旦保管しておくことにしました。
淹れてもらうコーヒー
仕事先でいただくコーヒー。
いつもオーナーさんが淹れてくれますが、
本当に美味しいんです。
オーガニックの豆を使っているので
それが良いのかもしれませんが、
淹れてもらう美味しさ
があると思います。
まだ不慣れで緊張している職場で、
さりげなく出してくれるホットコーヒーは
すごく温かいものです。
深みのある味。
ふわ~っと肩の力が抜けます。
そして、
またコーヒーに惚れます。
誰かに淹れてもらうコーヒーの美味しさは
格別ですね。
おわりに
決してコーヒーメーカーを
悪く言いたいのではありません。
素人でも簡単に
美味しいコーヒーを淹れられるので
素晴らしい商品だと思います。
ただ、今の自分には
合わないものでした。
ただ、それだけです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。