スーパーへお買い物。
いつも娘たち(6歳と3歳)が
決まって行くのは…
知育菓子コーナーです。
「絶対めっちゃ汚すやん…。」
「私は忙しいし…。」
「普通のお菓子(既製品)
のほうが安いし美味しいで…。」
誠に失礼ですが、正直、
知育菓子には
全く好感がありませんでした。
お菓子のなかでも値段が高い
のが一番の理由…
だから毎回
別のお菓子を薦めていましたが、
娘たちは全く聞き入れてくれません。
でも、
あらゆる知育菓子を作っては
失敗したり、
味に不服があったり…
それでも作るときは毎回
ウキウキしています。
自分が子供の頃も
“作って食べる”お菓子があって
たしかに楽しかったなぁ…
今ではそれを“知育菓子”と言いますが、
一体、
何が“知育”なんだろう?
と疑問に思っていましたが、
何となくわかった気がします。
知育菓子を知って驚いたこと、
知育菓子を楽しむ子供たちを見て
感じたことを綴ります。
知育菓子とは
「自分で作るお菓子」を
“知育菓子”と呼ぶのは、
親になってはじめて知りました。
昔からお馴染みの
「ねるねるね~るね」もそう。
粉と水を混ぜ混ぜして、
色が変わってフワフワ~になったら
キャンディチップをつけて食べる!
んー…
どこが知育なの?
ただそれだけなのに…
と思っていましたが、
知育菓子を作っている「クラシエ」さんの
HPをのぞいてみると、
子供の豊かな成長を望む熱い熱い思いが
商品に込められていました。
自己肯定感を育てる!?
クラシエさんによると、
知育菓子の3つの価値は…
・失敗を楽しむ
・個性を尊重する
これを見ただけで、
知育菓子ってすごいんだ…
とびっくり。
そしてそれが、
“自己肯定感を高める”
ことにつながるそうです。
自分の価値や力を信じて、
自分を大切な存在であると
自分を肯定する感覚。
知育菓子と自己肯定感が
リンクしているとは
思ってもいませんでした。
自己肯定感は、学力向上につながるため、こどもの脳にとって重要です。
ある調査では、自己肯定感を育てるのは「家族との絆」と「熱中体験」であることが分かっています。作るときに家族とのコミュニケーションが生まれ、色や味が変わるなど熱中する仕掛けがある知育菓子は、脳の発達にポジティブに作用する可能性が大いにあります。(出典:クラシエHP)
なるほど…。
親になって“自己肯定感”を
意識するようになっていて
子供にも一番大事にしてほしいと
思っていました。
でも、知育菓子を作るときに
自分がつい言ってしまっていた言葉を
思い出しました。
「あー、
こぼしちゃったやん!」とか
「今忙しいねんけど…」とか
せっかくの
親子コミュニケーションの場なのに
イラつきワードを連発して
自己肯定感を下げていた自分を
反省しています…
実際、知育を感じるところ
6歳と3歳が作る姿を見ていると
それぞれ違った“知育”を感じます。
3歳の知育
まだ文字が読めないから、
親はつきっきり。
そして、手先もまだ不器用で
こぼす、失敗するのは当たり前。
でも、どんな商品にも
こんな工程があります。
・はさみで切る。
・水を線まで入れる。
・粉を容器に入れる。
・小さいスプーンで混ぜる。
・色や質の変化に気づく
あまり難しい作業は補助しますが、
できるだけ子供の手で…
最初は
粉の袋を切って、容器に入れるだけでも
ヒヤヒヤして見ていましたが、
だんだんとこぼす量は減ってきた?
そう考えると三歳ながらに
いろいろと学習できているのかも
しれません…
失敗しても気にしない。
こぼしたり、
フライングの味見が多すぎて、
出来上がる量がやたら少ないのが
次女の作品です。
6歳の知育
文字が読めるようになったので
最近やっと
一人で作れるようになりました。
自分で用意して、
読んで、もくもくと作業…
長女が作っているのを見て
成長を感じたことは…
・ひらがなを読む
・説明書を理解して真似る
・細かい作業をする
・色混ぜを楽しむ
こんなことができるように
なったんだぁ…。
もともと観察や実験が好きなので、
知育菓子は大好物!
でも、味にはうるさいので
リピート率は低め…
まるで
工作で作品を作るかのように
完成度を極めています…
一番のご褒美
まだ慣れない学校や幼稚園へ
毎日がんばって行っているので
たまにご褒美に知育菓子を買います。
娘たちは決まって
「やったー!」
と大喜び。
二人そろって
一緒に同じものを作ることが
最高に楽しいようです。
娘たちはYouTubeが大好きで、
知育菓子にハマったのもその影響…
作る前には、決まって
二人でYouTubeチャンネルの真似をします。
「みなさんこんにちは!
○○でーす!○○でーす!」って…
ちなみに、
どん兵衛を作るときも
言ってます。
喧嘩ばかりの姉妹ですが、
このときは仲良しでいてくれるので
ホッ…
最後は、
「おいしい!」
と笑顔で締めくくり。
といっても、
アクシデントはしょっちゅうです。
水をこぼしたり、
机や床は粉だらけに…
なるべく子供に
片付けをお願いするとしても
最終は私の仕事なので
自分に余裕のある時に限ります(^^;
おわりに
量の割に値段が高い!
とばかり思っていた知育菓子ですが、
お金に代えられない価値があることを
実感しています。
作るときのワクワク感は
子供のときしか味わえないもの。
その気持ちを理解し、
温めながらゆっくりと
育ててあげたいです。
次回は、
長女が一番楽しくて美味しい!と言う
おススメ知育菓子を紹介します。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。