子供が熱唱する「うっせぇわ」。主人公がまさかの自分にそっくり!?
3歳と6歳の娘が
最近歌うのは決まってコレ。
うっせぇ
うっせぇ
うっせぇわぁ!
子供の大好きなYouTubeで聞いて
最初かなり衝撃を受けました。
まーちゃんおーちゃん二人で「うっせぇわ」歌ってみた☆himawari-CH
な、なんじゃこりゃ…!?
子供が歌うような歌じゃない。よね?
これ、子供に聞かせていいの?
いやいや、子供が歌ってるやん!?
えっ、どういうこと…???
すると年長の娘が
「〇〇ちゃんとか〇〇くんとか
(他にも多数)
幼稚園でうたってたでー。」
と言うのを聞いて、
マジ!?と驚くも納得。。
流行ってたんですね。
しかも結構前から…
今は何がブームになるか
わからない時代。
でも、
「はぁ?」
「うっせぇわ」
「クソだりぃ」
「まじヤバない?」
なんて言葉
子供の口から出るってどうよ…?
と最初は反感しかありませんでした
が…
最近
気づいたら
親子で歌ってます。笑
なぜかクセになって
口ずさんでしまうんです…
一体、誰に対しての
「うっせぇわ」なんだろう?
しっかり歌詞を聴くと
なんと主人公が
昔の初々しかった社会人の自分!?
と思えるくらい
共感できる部分があって
いろいろ考えちゃいました…
単純に曲にハマる
子供たちは
とにかく熱唱。
でも、
聴いてそのまま覚えているから
日本語はめちゃくちゃ。
3歳の次女は
“うっせぇわ”の意味すら
わかっていません。笑
テンポと曲調がクセになるのか
「もう一回ききたいー!」の
繰り返し再生。
仕事疲れの夫は
「もうやめてくれ…」
と嘆いています。
私も子供も頭に焼きついて、
口ずさむのはこの曲ばかり。
家ではいいんですけどね、
買い物している時に普通に歌われると
戸惑ってしまいます…(-_-;)
いつでもどこでも
— きこりカフェ@ナチュラル子育て (@kikoricafe) 2021年3月25日
娘たちが熱唱!
日本語の意味もわからず
必死に覚えてる。笑
でも
スーパーで歌われると
恥ずかしい( ;∀;)#うっせぇわ#6歳と3歳
歌詞に共感…!?
この歌詞…
なんて言葉遣いなの!?
としか思っていませんでしたが、
歌詞の主人公がどんな人か見えてきて
それが
まさかの自分のよう
な部分があることに驚きました。
(すべてが同じというわけでは
ありませんが…)
お恥ずかしいですが、
過去の私自身がどんなものだったか
綴ってみました。
家では好き放題だけど
学校では“ええ子ちゃん”。
規則や校則はきちんと守り、
先生の言う通り忠実に行動する
どちらかというと“優等生”だった。
勉強はコツコツとやっていたけれど、
夢の職業に就きたいためではなく
とにかく
「大学に行く!」ことだけが目標で、
それが叶うと一気に気が抜けて
バイトして遊ぶ…という
緩んだ学生生活を送っていた。
そして中途半端な就活を経て
なんとか社会人に…
上司にはヘコヘコと従い、
仰ることに「?」と思っても逆らわず
完全に“イエスマン”。
職場の飲み会では…
・料理を小皿に取り分ける。
・上司にお酒をついで、
つがれたら飲む。
・仕事の話を聞いてうなずく。
部下として何をすべきなのか…
失礼のないようにどうすればよいか…
とかばかり考えて
全然楽しめなかった。
真面目に仕事をして、
上司の顔ばかり伺って、
ロボットのような自分は
一体何をどう考えているのか
言葉にできなかった。
でも、いざ
同期や友達と話す機会があると
上司の愚痴が出てくる出てくる…
ムカついたことを陰で言うだけで
自分の意見を相手に
全く言えないちっぽけな人間だった。
心の中で「うっせえわ」と
言っていたようなもの。
でもこの歌の主人公と自分の違いは、
不平を言うだけでなく
しっかり自分を分析しているところ。
そして、自分に自信があるところ。
私はここまで考えていなかったし、
自分なんてどうせ…って
気のちっちゃいところがありました。
新人時代から抜けて、
ちょっと職場に慣れてくると
少しは意見を
言えるようになりました。
でも、“優等生気質”は
ずっと残っています。
職場にとったら
良いのかもしれませんが、
自分にとったら
無いほうが楽だと思います。
優等生でなくていい
自分のことは
どうでもいいんです。
でも、
子供がこれからどうあってほしいかを
考えてしまいます。
我が子がなんでもできて
言うことなしの優等生だったら
そりゃぁ、
親として嬉しいし安心。
でも、
大人になった時を考えると
ちょっと心配です。
刺激のない平和な人生は
ゆったりとしてそれはそれでいいけれど
物事の考え方や勘が鈍くて
“ナイフのような思考回路~♪”を
もつことはできないと思うし、
親や先生の指示に従ってばかりでは
自分の意思が見えなくなって、
自力での判断ができなくなりそうな
気がします。
だから、
子供にはいろんな経験をしてほしい!
興味本位でやってしまったいたずらで
結果怒られてしまっても、
それが糧となって
大きく成長していくんですよね。
そして、
「これがしたい!」
「これは嫌だ!」
子供のワガママと反感は
親にとっては大変ですが、
逆に自己主張できることは
良いことなのかもしれません。
幼い頃の冒険心や野心を
忘れずに…
大人の目を気にせず
いろんなことに挑戦し、
“自分”をしっかり持った人間に
なってほしいと思います。
おわりに
この歌には
賛否両論あるみたいですね。
自分も最初は引き気味でしたが、
3歳で「うっせぇわ」を歌うなんて、
そして、私がここまで考えることに
なるとは思ってもいませんでした。
意味も知らずに覚えて
姉妹で躍りながら歌っている姿には
いつも笑ってしまいます。
でも、「うっせぇわ!」は
お願いだから
歌だけにしてほしいです(^o^;)
最後までお読みいただき
ありがとうございました。