先日、夫に
一人で子供を夜寝かしつけるという
はじめての仕事を任せました。
一人ピアノリサイタルに出かけて、
帰るのは深夜になりました。
ママ依存の子供と頼りないパパ
子供は、
８歳長女と５歳次女と
２歳の長男の三人。
私が仕事のときに
日中子守りをしてくれることはありますが、
夫一人で夜寝かしつけるのははじめて。
子供三人ともがまだ、
ママがいないと寝れない～！
という毎日。
そして、夫は夫で
“ちゃんとしてないパパ”（長女の名言）
なので、
ちょっぴり心配でした。
久しぶりのリサイタルが嬉しすぎて
なんとかなるやろ～。と
実際はそれほど
気にしていませんでしたが。
うちの夫はほんと、
子供に甘いというか、
常識はずれというか。
子供より世話がかかるんです…
夫にとっては激務
とりあえず食料だけは
準備万端で…
晩御飯のカレーは
仕込んでおきました。
その後
夫にお願いしたことは…
幼稚園にお迎えに行って、
夕御飯にカレーを食べさせて、
お風呂に入れて、髪の毛を乾かして、
歯磨きと仕上げ磨きをして、
寝かしつける。という任務。
まぁ、子育てしてる親にとったら
フツーのことかもしれませんが、
うちの夫にとったら
はじめての一人仕事。
激務です。
決して完璧は求めず…
とりあえず
みんなが家ですやすやと寝ていたら
もう万々歳！
と思って、
煩わしいことは忘れて（笑）
清々しい気持ちで
出かけさせてもらいました。
やればできる
長女のキッズ携帯から
「カレーおいしかったよー。」
「おふろ入ったよー。」
とメールが入って、
開演前にひと安心。
演奏中は電源を切って、
非日常の世界にどっぷりと
浸りました…。
し・あ・わ・せ・・・
なひとときでした。
帰り道、夫から
「みんな寝た」とのライン。
いつもより早い就寝時間に
びっくり。
次女は
ママのほくろを触らないと
寝れない習性があったけれど
問題なく寝れたし、
イヤイヤ期で甘えん坊の
末っ子も寝るまで
全く泣かなかったとか。
ママがいないならいないなりに
適応できるのか。
夫も私がいないなりに
見事に家事育児をこなしてくれたので、
やればできるやーん！
と見直しました。
ママ一人いないだけで
家族みんなが
いつもできないことができた！
私の存在って一体…。笑
家族それぞれの気遣い
パパとママは
同じ「家族」という認識があっても、
子供の甘えかたが違います。
自分が子供たちと１日過ごすと
ぐったりしてしまうのに、
夫は大して疲れていない理由はコレ。
ママに言うワガママを
パパには言わないから。
トイレについて行ってほしい！とか
着替えを手伝ってほしい！とか。
ママのほうが恐いし、
パパのほうが優しいのにね。
不思議です…
逆パターンもありますが。。
コンビニ行きたい！とか
お菓子買って！とかのワガママは
ママに言わずパパに言います。
パパに頼んだらいいのに！
パパに抱っこしてもらってよー！
といつも思いますが、
夫の負担が少なく
子育てを苦に思っていないおかげで
いつでも子供を任せやすいのかも
しれません。
ママは居場所
翌朝は、頻繁に
「がっこ～！（抱っこ）」
と泣きせがまれました。
夫は、そう！
だ～らだら～。
いつものよどんだ空気に
一気に現実に戻りました。
これは、みんな
「安心しきっているから」
という解釈でいいのかしら。
ママって
大変な立場だけれど、
家族にとっては大事な存在なのかな。
そして、離れていても
ずっと気にかけてくれているって
玄関に置いてくれてあった手紙に
ほっこりしました。
おわりに
家族で出かけるのは
子供も小さいし何かと疲れるから
正直あまり好きではありません。
でも、一人で出かけるのは
最高！
気分転換は大事。
罪悪感はありません。
いや、ちょっとある。
無理なことをお願いしながらも
笑顔で送り出してくれた家族に
感謝です。
これで味をしめたので、
次回も期待…！
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
