がんばらないナチュラル子育て

子育て、家事、仕事…がんばりすぎないほうが上手くいく

今年のお盆。子供と供養し、亡き人を想う…

昨年、

ひいおじいちゃん

(夫の祖父)が亡くなりました。

 

夫の実家に帰ると

いつも私たち家族を温かく迎えてくれて、

大好きだったおじいちゃん。

 

今年のお盆は

おじいちゃんが亡くなって

初めてのお盆でした。

 

このお盆に感じたことを

綴りました。 

 

子供にとってはじめての“死”

病で入院していたおじいちゃん。

 

病院から家に帰ってきて

久しぶりに会えたのに

ずっと寝たまま動かない…

 

子供たちにとって

おじいちゃんの死は

はじめての“死”でした。

 

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「死ぬ」ってどういうこと?

 

涙を拭う私を見て、

長女は不思議そうでした。

 

ちょうどその頃、

映画「リメンバーミー」を

子供たちと見ていました。

 

「おっきいじいちゃんは、

 リメンバーミーみたいな

 きれいなところに

 行ったんだよ。」

 

と話すと、

長女はわかってくれて

微笑みました。

 

どうして人は死ぬんだろう…

 

永遠の別れが辛くて辛くて

泣いてばかりでしたが、

 

「リメンバーミー」を思い起こしながら

娘と話しているうちに

 

だんだん

“死”を自然の摂理だと

受け入れられるようになってきました。

 

だから、

「リメンバーミー」の曲を聴くと、

いつもおじいちゃんを思い出します。

 

あの世で

楽しく過ごしてくれているかな…

 

ja.m.wikipedia.org

 

初盆

お盆を迎え、

 

おじいちゃんは、

きゅうりの馬に乗って

帰ってきてくれました。

 

生前、

赤ちゃんが生まれることを

とても喜んでくれていたので、

 

2ヶ月の息子は、 

「はじめましてー。」

 

そして娘たちは、

鐘や木魚を荒っぽくたたいて

「あん。」

 

相変わらず騒がしく…

 

成長したひ孫たちを

見てくれていると思うと

嬉しくなりました。

 

15日の夕方、

外で送り火をして…

 

おじいちゃん、ご先祖様は

茄子の牛に乗って

ゆっくりと戻られたかと思います…

 

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食べて盆を感じる…

今年は例年とちがって

なかなか夏を感じられません…

 

 

でも、これを食べると

「盆だなぁ…。」

と思いました。

 

お供え料理のひとつ、

刻み昆布

 

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「細く長く…」

家族の長寿を祈り、

「子生婦」(当て字)

子孫繁栄を願う、

 

刻み昆布やそうめんには

こんな意味が

込められているようです。

 

そして、

甘いお供えもの

おはぎ

 

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小豆が魔除け

餅米が五穀豊穣祈願

 

を意味しているそうです。

 

母手作りのおはぎは、

甘さ控えめで

何個でも入りそう…

 

もともと洋菓子好きなのですが、

お盆の時期は、不思議と

“和”なものが食べたくなります。

 

 

ふんわりと

お線香の香りが漂って…

 

お供えのお菓子や果物を 

子供たちといただいて…

 

あぁ、盆だな…  。

 

おわりに

祭壇の前で

従姉妹同士ワイワイ騒いで、

誰かしらワンワン泣いて、

こらっ!と怒られて…

 

静まる間もなく

過ぎていったお盆。

 

ご先祖さま、

みんな元気ですよー!

 

ちゃんと伝わったかな?

 

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最後までお読みいただき

ありがとうございました。