ランチタイムのみ営業している
自然食カフェでパート勤務しています。
仕事をはじめてから、
約４ヶ月。
週１～３回のシフトで、
入ったのは
数えられるくらいの日数ですが、
少しずつ慣れてきました。
今の職場を選んだ理由は、
お店のお料理が美味しいし
店内の雰囲気が気に入っていたから
です。
そして、
ブログのニックネームにも
“cafe”とありますが、
学生時代からカフェが好きで
将来カフェをやってみたいなぁという
夢がありました。（過去形）
仕事するなら好きな仕事をしたい！と
求人サイトから見つけて
縁あったのが今の職場です。
仕事内容は、
ホールスタッフと調理補助。
接客の経験はあります。
調理の経験ももちろんあります。
でも、
すごくドキドキします。
まだ緊張しているから
帰ってから肩凝りがひどいです…
なのになぜか、
仕事を楽しんでいる自分がいます。
あ、なんか充実してるかも…って。
カフェで仕事をしていて
気づいたことや感じることを綴ります。
仕事と家事
お店の掃除や食器の片づけ、
ちょこっとした料理。
普段家でしている家事と似ている仕事が
たくさんあります。
でも、違う。
例えば、サラダ作り。
家でレタスをちぎるなら、
手でガボッとつかみながら
豪快にちぎります…。
どうせ子供たち食べないし…と
適当でいいところは
とことん適当です。
でも、お店で出すお料理は
お客様に召し上がっていただき、
お代を頂戴します。
そのようなものを作るのは
大変緊張します。
レタスの葉、一枚ちぎるにしても
手の圧力で葉っぱが傷まないように
丁寧に扱わないといけません。
土がついていないか、
傷んだ箇所はないか、
入念にチェック。
最後は見映えよく…
お客様に「美味しそう！」と
思っていただけるように
きれいに盛り付ける。
というように、
サラダの仕込みだけでも
結構な時間をかけてしまっています…
掃除や片づけも
家では超ズボラですが、
お店では丁寧に…
特に、
トイレや手洗い場はきれいにしたい！
という思いが強いです。
単純に、
自分が客として飲食店に行ったとき
トイレがきれいだと気持ちいいから。
仕事をはじめてから、
家のトイレ掃除も
こまめにするようになりました(^^;
接客は落ち着いて…
一番大事な、接客。
気配りや言葉づかい。
どれだけ料理が美味しくても
接客ひとつでお店の印象は
一気に下がってしまうものです。
でも逆に、
接客ひとつでお店の印象は
グッと上がると思います。
掃除より仕込みより何より、
ランチ時間が始まってからが勝負！
いつもより声のトーンを上げて、
いつもより大きめの声で、
あまり自信がない敬語で。
とにかく、笑顔！
（マスク越しに…）
基本、ホール一人勤務なので
満席になったら超忙しいです。
「落ち着け…自分…。」
という暇はありませんが、
焦ると絶対にミスしちゃうので、
ひとつひとつ
目の前の業務をこなしています。
絶対にこぼさないように…と。
接客で感じること
お客さんがお店に来られたら、
席に座って
メニュー表をご覧になっている間に
水とコースターとおしぼりを
持っていきます。
「お冷やですー。」
とお客様の前に差し出したとき、
ほとんどのお客さんが
「ありがとう。」
と言ってくれます。
お料理をもっていったときも
お冷やを注ぎにいったときも
伝票を置くときも
「ありがとう。」
その一言がすごく嬉しくて…
仕事として
当たり前のことを
しているだけなのに…
この経験は結構な衝撃でした。
これまでスーパーで買い物をして
レシートをもらうときは何気なく
「ありがとうございます。」
と言ってきましたが、
その一言があるかないかで
きっと店員さんの気持ちは
全然違うんだろうなぁって思いました。
店と客は
立場が違います。
でも、
どちらも人間です。
相手を思い行動し、そして
感謝の気持ちを伝えることって
日常的なことだけど
人と人がつながる大切なやりとり
なんですね。
これからも
自分がお客さんの立場のとき、
「ありがとうございます。」は絶対に言おう！
と心に決めています。
自分は子供のよう
家では子供に
偉そうに指示して教えている自分、
職場では
“子供以上に子供”です。
食材の切り方、食器の場所、
掃除の仕方…
簡単なことでも
何をするにしてもはじめてで
１から１０まで説明してもらわないと
いけません。
覚えたはずが、
すっかり忘れてしまうことも多々…
「すみません。」
でも、みなさん優しい。。
「最初はみんな一緒だから。」
ってフォローしてくださって、
冷静に丁寧に教えてくれるので
すごくありがたいです。
そして、気づきました。
子育ても同じだなぁと。
自分が子供にお願いするときや
間違っていることを注意するとき、
はじめてのことを教えるときに
キツく言っていないだろうか。
わからなくて当たり前。
ミスするのは仕方ないこと。
なのに怒り口調になってしまうと
子供は萎縮してしまうと思います。
だって、自分がそうだから…
好奇心でキッチンに立つ子供に
前は汚されてモヤモヤしていましたが、
仕事をはじめてから変わりました。
「最初はみんな一緒だから。」
って。
仕事のやりがい
接客やホールの仕事は
はじめてではありませんが、
若い頃働いていた自分と比べると
気持ち安定して仕事をしているなぁと
思うところがあります。
大人になり、母になり、
いろんな経験をしてきたから
それを生かせている部分も
どこかしらあるのかもしれません。
そして
客として気に入っていた店ですが、
スタッフとなりお店のことを知り、
もっと好きになった気がします。
お店のためにがんばろう！
と思えます。
美味しかった！
また食べにいきたい！
お客さんに「来てよかった！」
と思っていただける店にしたい…
ただのパートの身ですが、
この気持ちは
経営者並みかもしれません。笑
子育ての息抜き
家事と子育てと仕事の両立。
そんなに器用でないので
頑張りすぎると崩れちゃいます。
（崩れた経験アリ）
まだ子供も小さいし、
仕事をするにしても
いきなり無理しちゃダメ。
そして、
子供たちの生活スタイルを変えないよう
時間が可能な範囲で働きたい。
面接で希望の時間帯を伝え、
幼稚園のお迎えに間に合うように
帰らせてもらっています。
収入は微々たるものですが、
それでも“入”があるのは嬉しくて、
そして
自分の生活にメリハリがついたこと。
子供の精神状態が安定したこと。
が大きな変化となりました。
土曜に仕事の場合、
子供たちのことは夫に任せます。
いつも甘えて泣いてばかりの息子も
全然泣かずに機嫌よく過ごしているとか…
これはホントに信じられない…
ぎこちない手つきでも
少しずつ料理の腕も上がってきて…
夫にはいつも
つい文句を言ってしまいますが、
何かしら協力してくれるので
感謝しています。本当に。。
実家や夫の支えのおかげで
パートへ行かせてもらうことができ、
家では中心となる自分が安定しているので
我が家も平穏を保てています。
おわりに
新しいことを始めると、
それなりに大変なことが増えるけど
無意識に新しいことを吸収し、
それが自分の糧になる。
思いきって仕事をはじめて、
そしてこの職場を選んでよかったなぁと
思っています。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
