物を“捨てる”と自分が変わった!子育てしながら…がんばらない家事
もうすぐ子供が生まれるので、
そろそろ準備をしないと!
と思うのですが、
なかなか思い腰が上がりません。
その原因は…
家の整理が
できていないから。
物がごちゃごちゃしているためか
やる気が起こらない…
のです。
これでは、
前に進めないし
なーんかモヤモヤする…
そして、
産後は気持ちよく過ごしたい…
と、この際
家を一掃することを
心に決めました。
といっても、
子供がいるので
隙間時間に
少しずつ…
物を捨てています。
捨てることを何日か続けていると
自分の悪いクセが見えてきました。
そして
これまでの自分と向き合い、
改めるべきところを見直す
ことができました。
“物を捨てる”と
部屋がスッキリする!
だけではありません。
自分をも清めてくれます!
これまで
物をためこみ
捨てられなかった自分が、
“捨てる”ことって
とても大事だなあ…
と感じたので綴ります。
ゴチャゴチャの原因
我が家は小さく、
収納場所は限られています。
でも、まだ子供が小さいので
将来の子供部屋も
自由に使えるような状態です。
そんな油断が…
そこらじゅう
物だらけになる始末に…
自分への言い訳
もったいない!
今は時間がない!
心に秘めた“言い訳”で
どんどんあちこちに物がたまり、
整理がついていない状態へ。
そして、
全部必要だから!
とまた“言い訳”をして
そのまま放置。
過去の物を処分することをせず
どんどん新しい物を手に入れ、
“言い訳”で
逃れてきた結果が
今のゴチャゴチャです…。
もったいない性のケチ女
もらえる物はもらう。
安くて使えそうな物は買う。
タダや低価格で手に入れば
いざ使うときに超お得!!
という考えの
超ケチケチ女です。
そして、
今使わないもの
ずっと使っていないもの
なのに
いつか絶対使う時が来る!
捨てると絶対後悔する!
と何もかもため込んでしまう
超もったいない性です。
とりあえずもらったり
とりあえず買っといて
とりあえず置いておき、
いざ使うときは
「あれ、どこだった?」
と、直した場所がわからず
また同じものを買う…
ケチケチしながらも
“とりあえず”で
結果的には損しているという…
自分の本性は
とても残念なものでした…。
“捨てる”を始める前に
掃除は
“捨てる”ところから…
とよく言われますが、
いつも捨てることを躊躇してしまい
結局捨てられないものが
たくさん残ってしまいます。
思いきりが必要だということは
わかっているのですが…
後で後悔しそう…
いつも捨てるときは、
“もったいない性”の自分と
じっくり格闘…
これでは
気持ち的にしんどくなるし
時間もかかってしまいます。
だから、
まずは
間違った固定観念を捨てる
ことにしました。
自分の考えを一新させるため、
専門家のアドバイスをお借りしようと
ずっと本棚にしまってあった
本を手に取りました。
「片づけのプロ」
こんまりさんの本です。
整理、収納術が書かれていて
参考になることばかりなのですが、
とりあえず
一番大事なことだけを…
それは、
ときめかないものは
捨てる!
これのみ、
頭に入れて
始めることにしました。
まずは服から捨てる
家のどこから手をつけていくか…
ですが、
気になる場所から順番に
始めました。
服からです。
クローゼットやタンスに
ギュウギュウに
詰めこまれている服たち。
「これ、高かったから…。」
「買ったけど、全然着てないなあ。」
「いや、まだ着れるでしょ。」
と、悪魔の自分がささやいて
ほとんど捨てていなかったので
どんどん服が増えていきました。
でも、
やっと天使の自分が
「残しておいても絶対に着ないよ。」
と背中を押してくれ、
「ときめかない服は
迷わず捨てる!」
と思いきって
まず一つごみ袋へ入れ込むと、
捨てることが
だんだん気持ちよくなってきて
無意識に
ポイポイっと入れていました。
すると、
お気に入りの服だけが整理された
クローゼットへ変身!
すごくスッキリ!
服大好きな夫に
うるさく言われてきた理由が
今になってようやくわかりました。
服は
「ときめかない物」がわかりやすいので、
“捨てる”ことに慣れてない自分は
服から始めて正解
だったと思います。
“捨てる波”に乗れば
他の場所でも
どんどん捨てられるようになり、
物の少ない空間を作ることが
楽しみになりました。
罪悪感はない
捨てるときは、
「こんな物があったのか!」
と一瞬ためらう時もありますが、
一度ごみ袋に入れると…
もう何を入れたか
記憶にありません。
物が減ったことの嬉しさだけが
残っています。
今まで心配していた
後悔が全く無いのが
とても不思議です。
ただ私の場合、
思い出の品(結婚用品etc…)なんかは
やはり捨てられず
まだ結構残しています。
お宝が見つかる
「しまいこんだ物=必要のない物」だから
迷わず捨てるべき!
と言われそうですが…
探していた物が見つかったりして
ラッキー!
なこともありました。
納戸に直してあった
もらい物のパズルは
捨てようか迷いましたが、
子供に渡すと意外とハマり、
今ではパズル大好きになりました。
ちょこちょこ家の物置を
— きこりカフェ@がんばらない子育て (@kikoricafe) 2020年4月9日
整理しています…
だいぶ前に直したおもちゃが
続々と出てきて、
子供たちは喜んでます。
捨てる前に、
もうひと遊び🙌 pic.twitter.com/VieZohul3W
“捨てる”ことに慣れてきても
やはり
自分の本性が出てきて
これは使おう!
捨てなくてよかった!
という物もあります。
自分が納得できれば
残すのも全然アリだと思います。
収納は大まかに
とりあえず捨てていたら
だいぶ物は減りました。
残ったものは
カテゴリー別に収納して、
これはここ!
と決めるようにしました。
でも、
収納場所も分類も
大まかに。
自分が迷うことなく
物を直し、
見つけられるように…
なんでも
無理なく維持するためには
“がんばらない”ことが鉄則
だと思います。
物を増やさない
たくさん物を捨てると、
無駄な物は家に入れたくない!
と思えるようになります。
あれ?私、変わったな…
とここで
自分自身の変化に
気づきました。
捨てるとわかります。
物が増えると
場所をとるし、
管理しないといけないし、
捨てる手間が生じます。
とても面倒だということを…
新しい物を一つ手に入れるときは、
まず、じっくり考えるべきです。
今絶対に必要なものか?
“捨てる”ことは、
生活にシンプルさを求めるよう
自分を変えてくれました。
おわりに
私の“捨てる”は
本格的な“断捨離”ほどではなく、
憧れの「ミニマリスト」も
程遠い存在です。
でも、
人生ではじめて
たくさんの物を捨て、
新しい自分に生まれ変わったような
気がします。
お腹の赤ちゃんよ、
大事なことに気づかせてくれて
ありがとね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。